新宿と中野の境にある上高田の高台に位置しており、ゆったりと空を眺められる環境。
大都会の真ん中であることを一時忘れ、静かにお参りしていただける寺院です。
創建は天正18年(西暦1590年)です。
願正寺は当山開祖安養坊了善大法師が神田の地を拝領し創建されました。
願正寺は真宗大谷派(東本願寺を本山とする、浄土真宗の宗派です)の寺院です。
親鸞聖人が伝えられたお念仏の教えを長く受け継ぎ、これからも受け継ぎ、
現代の皆様にお伝えしていく寺です。
願正寺住職
釋正英 (法名)
ごあいさつ
願正寺住職の竹川英紀(釋正英)です。
寺に生まれたわけではない私ですが、深い縁があってこの願正寺の住職となりました。
40をすぎるまで浄土真宗はもちろん仏教にも無関心でした。
でもね、何故だか、違和感ないのですよ。
寺の仕事、法事やお墓や仏教の学びが、なんというかこう、ゆっくりするーっと自分事になっておるのです。
ご法事やお墓、皆さんとの関係を築けることを楽しみにしております!
1. 由来
当山開祖の安養坊了善は、天正18年(1590年)に創建した寺を「神田光瑞寺」と私称。安養坊了善は神田光瑞寺を京都本願寺教如上人に提供しました。
これが京都本願寺の東京掛所(宿坊)となり、のちの浅草本願寺となりました。
安養坊了善は麹町3丁目谷(願正寺谷とも称した)に庵を構え願正寺と称しました。
2. 東護山
山号である「東護山」は、願海大僧都が三代将軍徳川家光公の台命により安養坊了善に贈られた山号です。
現在も「東護山」由来の直筆が残っております。
3. 移転
5代徳川綱吉公の時に江戸城外堀を造るために、願正寺は麹町から牛込原町に移転。
そののち大正元年に当地に移転しております。